グッドガバナンス認証について
一覧
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- グッドガバナンス認証はNPOならどの団体でも申請できますか?
- グッドガバナンス認証の申込みについて、一般社団法人や一般財団法人の場合、他に条件はありますか?
- 地方の団体も、グッドガバナンス認証に申し込めますか?
- グッドガバナンス認証は国家資格ですか?
- グッドガバナンス認証を取得することで得られるメリットは何ですか?
- 申請を検討したいのですが、まず何をすればよいのでしょう?
- グッドガバナンス認証に申し込んだ後、認証を取得するまでにどれぐらいの作業時間を割かなければいけませんか?
また、認証取得までどれぐらいの期間を要するのでしょうか? - グッドガバナンス認証を取得した後も、何かやらなければいけないことはあるのでしょうか?
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1 .グッドガバナンス認証はNPOならどの団体でも申請できますか? |
A | 対象となる法人格は、特定非営利活動法人(認定・特例認定を含む)・一般社団法人(非営利型)・一般財団法人(非営利型)・公益社団法人・公益財団法人・社会福祉法人が対象です。法人格をお持ちでない任意団体や、株式会社等の法人は現在対象となっておりません。
加えて、3つ条件があります。①機関設置型であること(役員会を設置していること)②役員会(理事会等)を年2回開催していること③自団体サイトで情報公開をしていること。 まずは腕試しでベーシックガバナンスチェックを受けることもおすすめです。 |
Q |
2.グッドガバナンス認証の申込みについて、一般社団法人や一般財団法人の場合、他に条件はありますか? |
A | 非営利徹底型の一般社団法人及び一般財団法人は、対象となっています。まず定款をご覧いただき、非営利徹底型の法人か確認してください。社会課題解決など、公益性の高い活動をされていても、定款に剰余金の分配を行わないことや解散時に残余財産を国・地方公共団体、公益的な団体に贈与すること定めていない場合、非営利徹底型法人ではありません。 |
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3.地方の団体も、グッドガバナンス認証に申し込めますか? |
A | 地方の団体様にもお申込みいただけます。全国各地にいる登録評価員を訪問評価に派遣します。派遣の費用は評価料に含まれています。 なお、新型コロナウイルスの影響で、評価員が現地を訪問しないオンライン形式の評価も実施しています。 |
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4.グッドガバナンス認証は国家資格ですか? |
A | 国家資格ではありません。グッドガバナンス認証は、日本非営利組織評価センターが付与する民間の第三者認証です。全国の中間支援団体、助成財団、企業等、様々な民間セクターが賛同し立ち上げられた、民間の評価・認証制度です。
プライバシーマークのような、民間の第三者認証制度です。特定非営利活動法人は所轄庁(都道府県等)の「認証」を受けて設立されますが、それとはまったく別のものです。 |
Q |
5.グッドガバナンス認証を取得することで得られるメリットは何ですか? |
A | 第三者機関の認証を受けているという信頼性のアピールになります。認証マークをアニュアルレポートや名刺に載せたり、寄付チラシに記載したりなど、活用法は様々です。 JCNEサイトに自団体のページができるので、リンクを貼って、広報に使うこともできます。認証団体が増え、団体自ら広報していくことで、認証の社会的価値が高まります。JCNEはウェブマガジンへの掲載やSNSやメルマガでの広報協力をします。組織運営状態を維持するための規程類の提供、労務チェックなど、認証期間中のサポートも充実させていきます。 |
Q |
6.申請を検討したいのですが、まず何をすればよいのでしょう? |
A | 条件を満たしているか確認してください。 ①機関設置型であること(役員会を設置していること) ②役員会(理事会等)を年2回開催していること ③自団体サイトで情報公開をしていること。情報公開についてはこちら 条件を満たしているかどうかは相談を受け付けております。まず相談フォームからお申込みください。まずは腕試しでベーシックガバナンスチェックを受けることもおすすめです。 |
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7.グッドガバナンス認証に申し込んだ後、認証を取得するまでにどれぐらいの作業時間を割かなければいけませんか? また、認証取得までどれぐらいの期間を要するのでしょうか? |
A | グッドガバナンス認証を申請後、アドバンス評価を受けていただきます。アドバンス評価基準を全て満たした団体のみが認証審査に進むことができます。早い団体で申請後半年、長いと1年~1年半程度かかることもあります。アドバンス評価では、理事会や総会の議事録、事業のプロセスが確認できるもの、機関紙など事前にデータ共有が必要なため、1週間から1か月ほど集中して準備をする時間が必要です。
認証取得まで、法的なことも含め、大きな改善が必要になり業務が増えてしまう団体もありますが、それは組織として大きな成長を遂げるプロセスと捉えることもできます。 非営利組織は総じて、事務局が小さな規模であることが多いですが、組織運営の評価・認証のため、一人に集中しないよう、認証にチャレンジすることで、組織課題を解決し、PDCAをまわす組織体制を作っていくことにも活用できます。 |
Q |
8.グッドガバナンス認証を取得した後も、何かやらなければいけないことはあるのでしょうか? |
A | 認証団体は認証時の組織運営の状態を維持することが必要です。常にアドバンス評価や認証審査委員からの指摘があった事項を振り返り、改善に努めてください。
認証は活用しないと意味がありません。第三者機関の認証を受けているという信頼性のアピールをしてください。認証マークをアニュアルレポートや名刺に載せたり、寄付チラシに記載したりなど、活用法は様々です。 認証団体同士のコミュニティを構築予定です。事業活動ではなく、組織について話合うコミュティは日本でもあまりありません。ぜひ情報交換の場として、切磋琢磨できる場としていく予定です。 |