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2022年6月6日

【登壇報告】5月18日に開催された上場企業50名のCSR担当者が参加するオルタナサステナビリティ部員塾でJCNEがプレゼンを行いました

株式会社オルタナが主催するサステナビリティ部員塾(https://sus-buinjuku.alterna.co.jp/)18期上期第2回(5月18日(水))にて、当センター事務局の浦邉が、受講者の上場企業CSR担当者50名に対して、「協働・連携先におすすめのNPOの見つけ方 グッドガバナンス認証団体」のミニプレゼンを行いました。

開催概要

開催日時:2022年5月18日(水)10時15分~17時15分 オンライン
内容:
①3級教科書ポイント解説 時間:10:30~11:45
講師: 森 摂(株式会社オルタナ 代表取締役 オルタナ編集長)
ミニプレゼン 時間:11:45~12:00
講師:浦邉 智紀(一般財団法人法人非営利組織評価センター)
②サーキュラーエコノミーと海洋プラごみ問題 時間:13:00~14:15
講師: マクティア・マリコ 氏(一般社団法人Social Innovation Japan 共同創設者・代表理事)
③WS(SDGsアウトサイドイン①) 時間:14:30~15:45
講師: 森 摂(株式会社オルタナ 代表取締役 オルタナ編集長)
④企業事例:日産自動車のサステナビリティ戦略 時間: 16:00~17:15
講師: 田川 丈二 氏(日産自動車株式会社 専務執行役員)
受講者数:50名
受講料:有料

 

ミニプレゼン概要

企業が社会課題解決し事業成長を図るためのパートナーとして、NPO(非営利組織)の存在感が増している。NPOを探す一つの目安として、JCNEが行っている、NPO(非営利組織)の認証制度「グッドガバナンス認証」について紹介した。

日本には約14万団体(2020年8月)のNPOがある。うち51,047団体がNPO法人である。これまでに設立されたNPO法人約7万団体のうち、すでに解散している団体や、2019年の内閣府の調査によって実態不明となった団体の合計は約4割というデータがあり、事前に信頼性を調べることが重要になる。

「グッドガバナンス認証」は、市民参加の度合い、環境配慮、財務情報、情報発信など27の基準で評価・認証を行い、現在53団体が認証を受けている。もう一つの認証制度として「ベーシックガバナンスチェック」(法令・定款にもとづく基本を確認)もあり、340団体が評価を受け、評価結果を公開している。

その他に、内閣府が公開するNPOの情報やCANPANデータもあり、これらも参考にガバナンスが機能している団体か、中長期的に活動する意志があるかなどを確認するとよい。情報収集を行い、条件を絞っていくつかのNPOを選んだ後は直接会って会話をし、最終的にパートナーシップを組むかを決める。対話をするとSDGsへの価値観など、互いの理念を確認できる。

 

受講者からの声

・こういった評価組織があることをはじめて知った。
・あまり考えたことがなかったNPOの見つけ方、評価方法などが理解できた。
・NPO法人とタッグを組む際にどんなNPO法人を選ぶかヒントを得られた。
・企業としては協働、もしくは支援するNPOがきちんとした団体なのかデューデリをする必要があると思いますが、それを助ける第三者の認証があることは知りませんでした。
・NPO団体について、具体的にどういった基準で調べ、つながりを持てばよいのかよくわかった。

 

サステナビリティ部員塾とは?

サステナビリティ部員塾とは、CSRに関する基礎知識の習得だけではなく、最新情報や活動実践に向けたヒントを得ることができ、CSR推進にかかわる悩みや課題なども共有・議論する場です。大手上場企業のCSR担当者約50名が参加しています。

 

18期上期第2回 開催レポート
https://www.alterna.co.jp/48854/

 

次回、6月15日開催は、グッドガバナンス認証団体の認定NPO法人 アジアキリスト教教育基金がミニプレゼンに登壇します。

認定NPO法人 アジアキリスト教教育基金
https://jcne.or.jp/gg/2020g0027.html