JCNEが提供する評価情報
非営利組織の支援を考える時には、団体が取り組んでいる社会課題や活動内容に注目し、寄付やボランティアなどを行うかどうかを検討します。実際に支援を行う際には、その団体が信頼できるかどうかが大事なポイントになります。
日本非営利組織評価センター(JCNE)では、「グッドガバナンス認証」と「ベーシックガバナンスチェックリスト」という2種類の『信頼性の評価情報』を公開しています。団体自ら積極的に第三者機関による組織評価を受け、信頼性・透明性の向上に努めている非営利組織が掲載されています。JCNEの組織評価・認証制度は、活動分野を問わず、全国規模で第三者評価を実施し、評価情報の公開を行っている全国初の取り組みです。
ベーシックガバナンスチェックリストは、団体運営の基本がしっかり出来ている団体が掲載されています。グッドガバナンス認証は、さらに一定水準以上のレベルで組織運営がなされている団体が掲載されています。信頼できる団体を探したい、出会いたい時に、ぜひ『信頼性の評価情報」をご活用ください。
グッドガバナンス認証
JCNEの独自の評価基準に基づき、専門の評価員が団体を訪問し、ヒアリングや書類確認によって組織運営の状況を評価しています。その評価結果をもとに、非営利組織の中でも組織運営やガバナンスが一定水準以上のレベルの団体を認証しています。グッドガバナンス認証団体は外からは見えにくい組織内部の状況を第三者機関に開示して、信頼性・透明性の向上に努めている団体です。また、課題がある場合も見直し、改善をしていく姿勢や意欲のある団体でもあります。寄付をしたい、ボランティアとして参加したいという市民や企業の方が、期待をかけて支援ができる団体として紹介しているのが「グッドガバナンス認証団体」です。
ベーシックガバナンスチェックリスト
JCNEの独自の評価基準に基づき、団体運営の基本についてセルフチェックと提出書類をもとに簡易的に評価をしています。評価結果は「ベーシックガバナンスチェックリスト」で公開され、随時更新されます。継続的に第三者評価を受け、情報開示に積極的な透明性の高い団体として、JCNEは掲載団体への支援を推奨しています。