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2024年4月9日

【開催報告】「NPOの信頼性についての意識調査発表会 ー全国3,000名のアンケート回答からみる市民に選ばれる信頼性の要素とはー」を2024年3月29日に開催しました

「NPOの信頼性についての意識調査発表会 ー全国3,000名のアンケート回答からみる市民に選ばれる信頼性の要素とはー」を2024年3月29日に開催しました。

当日は、70名程の方にご参加いただき、調査結果に関して多数のご意見やご感想が寄せられました。トークセッションでは、NPO、企業、中間支援団体などさまざま視点から、NPOの信頼性について議論がなされ、NPOにとって信頼性の意義について考えを深める機会となりました。

 

参加者アンケートより抜粋

  • 調査結果ではNPOが信頼できるが20%でしたが、経年変化を追うとこの数値の意味するところが明確になるのではないでしょうか。一般の人からみるとNPO法人の不祥事がメディアで報道されることで信頼度が下がるかもしれません。時期的な要因を排除するためにも経年が欲しいと感じました。
  • 今回の調査結果と、ベーシックガバナンスチェックやグッドガバナンス認証におけるワーストランキングとの比較分析の結果等、気付きのあるお話を伺えて学びになりました。
  • トークセッションでは、NPO関連団体だけでなく企業や社会全体の意識変容の重要性を認識できました。また、信頼の定義等、気付き多い質疑応答も伺えて学びになりました。
  • 「企業側が寄付先を探すコストが膨大になる。そのためあきらめる。」というお話に、確かに!と思いました。今までは自団体がいかに届けるかという点で情報発信を考えていましたが、社会に働きかけ、寄付や支援を募るなら、相手に負担なく届けられる情報発信手段の検討とその必要性を強く感じました。
  • 知識が浅い中での参加でしたが、水谷さんのソーシャルセクターが貧しくなっている、間接費や人件費に充てられる助成が少ないというようなお話が印象に残りました。
  • トークセッションが大変示唆に富んでいて、興味深く聴かせていただきました。団体側の努力、助成財団・企業側の努力、そして社会の仕組み自体を改善していくことで、NPOが本領を発揮でき、社会課題の解決に繋がるということを改めて認識することができました。

 

当日の動画

当日の動画を公開しましたので、ぜひご覧ください。(※音声が流れます。ご注意ください。)

 

調査サマリー及び第1弾の詳細を公開

全国3,000名の意識調査を発表。 持続可能性に貢献する組織は? 市民に選ばれるための信頼性の要素が明らかに。 NPOの信頼性に関する意識調査
https://jcne.or.jp/2024/04/02/report-12/

 

【開催概要】

テーマ:NPOの信頼性についての意識調査発表会 ー全国3,000名のアンケート回答からみる市民に選ばれる信頼性の要素とはー
日 時:2024年3月29日(金)13:30~15:00(開場13:20)
場 所:Zoom(オンライン)
対 象:企業CSR担当者やNPO支援をお考えの企業関係者、非営利組織関係者、NPO支援を行っている中間支援組織、自治体の関係者などテーマに関心のある方
参加者:71名
参加費:無料(要事前申し込み)
主 催:(公財)日本非営利組織評価センター
助 成:(公財)日本財団
調査協力:株式会社インテージリサーチ

 

プログラム:
13:30 オープニング
13:35 インターネット調査結果の報告
14:00 NPOの信頼性についてトークセッション
 モデレーター JCNE業務執行理事山田泰久
 青木高氏 日本フィランソロピー協会事務局長
 水谷衣里氏 JCNE評議員/(株)風とつばさ代表取締役
14:45 質疑応答
15:00 クロージング

 

<アンケート概要>

実施時期 2023年12月13日~同12月15日
調査方法 インターネット調査
調査地域 全国
対象者条件 男女18~79歳
サンプルサイズ 3000
質問数 29問
世界28カ国、約3万2000人を対象に実施した信頼に関する調査を参照し、「政府」「民間企業」「NPO」「マスメディア」の4つのセクターについて質問した。
調査協力:株式会社インテージリサーチ

 

関連リンク

【メディア掲載】「NPOの信頼度、政府やマスメディア上回る:財団が意識調査」記事が2024年4月3日オルタナオンライン・Yahoo!ニュースに掲載