非営利組織評価センターでは、2016年度より非営利組織を対象とした組織評価制度「ベーシックガバナンスチェック制度(旧ベーシック評価)を運営しています。
2020年度は174団体に対して評価を行い、評価結果をお送りいたしました。評価制度は一方的に突きつけるものではなく、双方向的なコミュニケーションを取り、団体からの理解のうえに成り立つ制度です。
アンケート集計結果により、「実際に評価を受けた団体の声」をお知らせいたします。
アンケート結果はこちら: https://jcne.or.jp/data/bgc2020q.pdf
アンケート実施概要
- 集計対象:
2020年7月1日~2021年3月31日までにベーシックガバナンスチェックの評価が確定した174団体。
- アンケート回収方法:
評価結果の連絡とともにアンケートフォームのURLをメールで送信し、アンケートフォーム上で回答いただきました。
- 概要
★7割以上の団体が「助成財団・企業」「寄付者や支援者の方々」に評価結果をアピールしたいと回答しています。第三者評価の結果を幅広くアピールしたいと考えていることが分かります。
★評価を受けた団体は、85%の団体が満足(とても満足,満足)しています。全体的な満足度が高い結果になりました。
★寄せられた感想では「組織を改善するきっかけになった」「非営利組織にとってありがたかった」というご意見が多くありました。
その他、制度に対する改善要望、分かりやすい記載を求める声も寄せられました。申込み手順・基準を解説する『ガイドブック』はいただいたご意見を反映し、年に1回見直します。また評価結果のお知らせ手順・公開手順の簡易化を行っていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
アンケート結果はこちら: https://jcne.or.jp/data/bgc2020q.pdf
ベーシックガバナンスチェックとは?
https://jcne.or.jp/evaluation/outline/
ベーシックガバナンスチェックとは、ベーシック評価基準23項目に基づく簡易的な組織評価です。非営利組織の組織運営について、法令・定款に基づいた基本的なガバナンスが適切に行われているかどうかを評価するものです。結果はベーシックガバナンスチェックリストで公開され、第三者評価を受け、情報開示に積極的な透明性の高い団体であることを社会へアピールできます。