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2020年11月27日

【開催報告】遺贈寄付入門セミナー~遺贈寄付の受け入れ体制を整えるための最初のステップ~(寄付月間公式認定企画)

 

目次

  1. 開催概要
  2. セミナー内容の一部抜粋
  3. 遺贈寄付とグッドガバナンス認証との関係とは?
  4. 関連リンク
  5. グッドガバナンス認証とは?
  6. 全国レガシーギフト協会
  7. 日本IDDMネットワーク
  8. 寄付月間とは?
  9. 【動画】遺贈寄付とグッドガバナンス認証との関係

開催概要

2020年11月26日(木)に寄付月間公式認定企画として、グッドガバナンス認証を取得された団体のみなさまを対象にした、オンラインのノウハウ講座「遺贈寄付入門セミナー」を開催いたしました。

今回は、全国レガシーギフト協会のご協力のもと、同協会の副理事長 山北洋二さん、同協会の理事・NPOのための弁護士ネットワーク 創設者 理事・当センター監事・弁護士 樽本哲さんを講師にお迎えして開催いたしました。

遺産や相続財産の寄付を希望する方とNPOや公益法人、専門家をつなぐ仕組みの構築が徐々に進む一方で、NPO等の受け入れ側では「支援者とのコミュニケーションや相談体制をどうすればよいのかわからない」、「遺贈のリスクを十分に理解できておらず、受け入れの可否の判断が悩ましい」という声が聞かれます。

この講座では、遺贈寄付の概要を学び、遺贈寄付の受け入れ体制を整えるための最初のステップや工夫をご紹介しました。

 

<開催スケジュール>
14:00 オープニング
14:10 遺贈寄付入門講座
山北 洋二さん(一般社団法人全国レガシーギフト協会 副理事長)
樽本 哲さん(NPOのための弁護士ネットワーク 創設者・理事、弁護士)
15:30 グッドガバナンス認証団体による事例発表
日本IDDMネットワーク 専務理事 内野さま
15:40 質疑応答
15:55 クロージング
16:00 終了

 

セミナー内容の一部抜粋

遺贈寄付入門セミナー
講師:山北 洋二先生

遺贈寄付の現状と課題
遺贈寄付の拡がる可能性と進まない原因など

遺贈寄付の受入準備
受入方針、受入体制の準備、専門家の連携など

講師:樽本 哲先生

遺贈寄付の基礎知識(法務関係)

 

事例発表(日本IDDMネットワークさま)
専務理事 内野さま

遺贈寄付の事例
今までとこれからの遺贈寄付の取り組みについて

 

遺贈寄付とグッドガバナンス認証との関係とは?

実際に遺贈寄付を行うときに、どこの団体に行うのか。こちらが1番悩ましいことかと思います。

そのときに、寄付先の一つの指針として考えられるものとして、
1つは、第三者から認証された信頼性・透明性の高い団体を選ぶこと。
2つめは、社会の課題解決のために、未来への想いを団体に託すこと。

例えば、実際に遺贈寄付をするときに、自分が支援・寄付をすることによって、社会のために役立ててほしい、より成果をだしてほしい、またこの団体を応援していいのかどうかという安心感を得たい。

遺贈寄付をされる方は、このような気持ちをお持ちだと思います。そこで、その安心感を得るための一つの方法として、「グッドガバナンス認証」を取得した団体を紹介することをすすめております。

安心できる団体を選ぶ際は、例えば、普段から活動やイベントに参加してよく知っている団体は安心できます。もう一つは、NPOや非営利業界に詳しい知り合いの方に紹介していただくことも安心できる材料になります。
接点がない団体や機会が少ない方にとって、当センターの第三者評価を活用することができると思います。

以上のことから、現在、当センターは、遺贈寄付へグッドガバナンス認証の活用を進めております。

 

関連リンク

グッドガバナンス認証とは?

非営利組織の中でも組織運営やガバナンスが一定水準以上のレベルの団体を認証しています。グッドガバナンス認証団体は外からは見えにくい組織内部の状況を第三者機関に開示して、信頼性・透明性の向上に努めている団体です。また、課題がある場合も見直し、改善をしていく姿勢や意欲のある団体でもあります。
寄付をしたい、ボランティアとして参加したいという市民や企業の方が、期待をかけて支援ができる団体として紹介しているのが「グッドガバナンス認証団体」です。

全国レガシーギフト協会

情報発信事業:情報提供のポータルサイト「いぞう寄付の窓口」の運営、最新事例の情報発信等
相談窓口事業:無料相談窓口サービスの全国各地の提供、個別の相談者ニーズに応じた専門家や寄付先相談機関、寄付受け入れ先の情報提供
人材育成事業:専門家向け、民間非営利組織向けの遺贈寄付研修の実施
普及啓発事業:書籍の発行、情報の提供、イベント開催等を通じた社会理解の促進と制度や仕組み改善のための政策提言活動

日本IDDMネットワーク

日本IDDMネットワークは不治の病である1型糖尿病の根絶に向けて活動しています。阪神・淡路大震災の際、患者がインスリンの入手に大変な苦労を強いられたことを契機に、患者・家族の全国的連携を図るため1995年9月に発足しました。当面のゴールは、この1型糖尿病を「治らない」から「治る」病気にし、注射等によるインスリン補充が一日たりとも欠かせない患者と家族が希望をもって生きられる社会の実現を目指しています。

寄付月間とは?

寄付月間とは、寄付者に感謝し、寄付の大切さと役割について考え、寄付に関心を寄せ、行動をするきっかけともなる「月間」であり、期間は12月の1か月間です。
経済界、メディア、NPO、行政等寄付に係る主な関係者が連携して別途設置する推進委員会を中心に、普及広報活動を実施し、各事業主体や法人が上記に関する自主的な取り組みを行うことを推進されています。
また、当センターでは、別途、グッドガバナンス認証団体の皆さまの寄付特集ページを設け、こちらも寄付月間公式認定企画として実施しております。
寄付特集ページはこちら

【動画】遺贈寄付とグッドガバナンス認証との関係について

以下の動画をご覧ください。

『遺贈寄付ウィーク2020 』9日目(9月13日)
テーマ:心に残る「遺贈寄付」
出演団体: 非営利組織評価センター 、日本IDDMネットワーク 様
ファシリテーター 遺贈寄付ウィーク2020 事務局 渋谷雅人